遺産分割の流れとは

身内が突然亡くなってしまった際、どう遺産分割すればよいか考えたことはありませんか。
遺言を残さずに亡くなった場合、相続人同士で話し合いを行い遺産を分配していきますが、意見の違いからトラブルになるケースがあります。
今回はそういったトラブルが起きないよう、遺産分割の流れをまとめましたので参考にしてみてください。

遺産分割の流れ

①遺言書の有無を確認
被相続人が、遺言書を残していないかの確認を行います。
もし遺言書があった場合、遺言書の内容を優先する必要があるため非常に重要です。
②相続財産の把握
被相続人の全財産が、どの程度かを知る必要があります。
また不動産や土地を相続しない場合は、金額に換算する作業が必要なため税理士や弁護士に相談しましょう。
③遺産分割の協議
相続人全員で協議を行い「誰がどのくらいの金額を相続するか」「どの財産を相続するか」を決めます。
一人でも同意が得られない場合は、相続の手続きが進められません。
また話がまとまらない場合は、管轄の家庭裁判所へ遺産分割調停か遺産分割審判を申立てることになります。
④協議書にまとめる
相続人で話し合った内容を、遺産分割協議書としてまとめましょう。
トラブルに発展させないためにも、書面化しておくことが重要です。

まとめ　

遺言がない場合の遺産分割は、まず全財産を把握し相続人全員で話し合う必要があります。
また、話し合って決めた内容を遺産分割協議書にしてまとめると、トラブルを未然に防げるでしょう。
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