青色申告と白色申告の違いは?
2024/12/01
個人事業主が確定申告を行う場合、青色申告と白色申告の2種類から選択できます。
しかし、それぞれどのような違いがあるのかご存じない方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、青色申告と白色申告の違いについて解説します。
青色申告と白色申告の違い
青色申告
青色申告は、税務署で青色申告の申請を行った事業者が行う確定申告です。
記帳の仕方が複雑で、必要書類も多いため手続きが大変ですが、さまざまなメリットが期待できます。
例えば、青色申告の場合は最大65万円の特別控除を受けられるため、所得税の納付額を大きく削減可能です。
また、赤字になった場合は3年繰り越せるため、翌年の黒字から赤字の金額を差し引いて納税額を減らせます。
所得税の納税額を減らしたい場合は、さまざまな方法で対策を講じられるためおすすめです。
白色申告
白色申告は、税務署で青色申告の申請を行っていない事業者が行う確定申告です。
青色申告のように、特別控除を受けたり赤字を繰り越したりはできません。
しかし、申請手続きが非常にシンプルでわかりやすく、簡単に確定申告を行えます。
まとめ
青色申告と白色申告は、どちらも確定申告の手続きを指します。
青色申告の場合、複雑な手続きが必要ですが、さまざまな節税対策を講じられるでしょう。
また白色申告の場合、青色申告と比べると節税対策の効果は低いですが、手続きがシンプルな点が特徴です。
それぞれメリットとデメリットがあるため、自分に適した方を選択しましょう。
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